活性酸素と水素の関係

活性酸素と水素の関係FREERADICAL

■ 活性酸素と水素の関係

①活性酸素について私たちは生きていくためにエネルギーを作り、そしてそれを生命活動のために使っています。そのエネルギーは、細胞の中の「ミトコンドリア」という器官で作られますが、実はこのエネルギーを作る過程に活性酸素を生み出す仕組みがあるのです。ミトコンドリアは、私たちが食物から取り入れる「糖分」と、呼吸から取り入れる「酸素」を燃やすように反応させて、生命活動のためのエネルギーを作っています。そのミトコンドリアの数が少ないとオーバーワークをおこし、エネルギーの製造過程で電子をこぼしてしまいます。そのこぼれた電子を酸素が受け取るといわゆる「活性酸素」になります。実に身体の中の約90％の活性酸素はミトコンドリアから生まれています。良質なミトコンドリアが多いと、みんなで仕事を分担するのでこぼす電子の数も少なくなり(→活性酸素の発生も限られる)、それが若々しく健康な身体を保つ秘訣だとも言われています。
善玉活性酸素	悪玉活性酸素
活性酸素の中にも、酸化の力を使って健康のために必要な働き(免疫や生理活動など)をしてくれる善玉の活性酸素と、さらに多くの酸素を受け取り酸化力が強くなりすぎた悪玉の活性酸素があります。この悪玉の活性酸素が私たちの身体の中の細胞や遺伝子を無差別に傷つけ、病気や老化の原因を引き起こします。

このページの先頭へ

②非常に優れた抗酸化物質である水素

体の中を錆付かせないようにするのが「抗酸化作用」（酸化を抑える作用）と言えます。

抗酸化物質は食事やサプリメントから摂取することができます。

ビタミンC、E、ポリフェノール、コエンザイムQ10、セサミン、亜鉛などがそれです。

しかし、これらの抗酸化物質は善玉活性酸素にも反応してしまう上に、構造上の問題で特定の場所でしか作用することができませんでした。

それに対して、酸化の逆の作用「還元」作用をもつ水素は、悪玉活性酸素のみに反応し除去することが近年の研究で分かりました。

その上、水素は非常に小さいので、身体の中のあらゆるところで活躍することができ、悪玉活性酸素のみピンポイントに反応し、身体に無害の水(汗や尿)として排出させることができる非常に優れた抗酸化物質と言えます。

このページの先頭へ

③悪玉活性酸素を減らすポイント

ミトコンドリアの質と量を高める
良質なミトコンドリアが多いとエネルギーを生み出すシステムが良く働き、悪玉活性酸素の発生も抑えられます。その為には、
・姿勢を保つ
・持久力をつかさどる筋肉を鍛える
・マッサージをして身体を刺激する
・空腹を感じる
・寒さを感じる
など、身体に「エレルギーが不足しているよ」と知らせてあげれば良く、たった一週間実践するだけでもすぐに身体は変わり始めるそうです。

急にエネルギーを作らないようにする
ミトコンドリアがオーバーワークをして活性酸素を発生させる要因になることを防ぐ。

食生活を見直す

活性酸素が増える要因に気を配る
生命活動により、身体の中で常に活性酸素は発生していますが
・加齢
・電磁波
・ストレス
・睡眠不足
・不規則な生活
・多量飲酒
・食品添加物
・タバコ
・車の排気ガス
・強い紫外線
・激しい運動
などによって、より活性酸素が増えると言われています。
ですので、これらの要因に気を配ることによって発生量を減らすことができると考えられます。

このページの先頭へ

④安全性

水素は拡散性があるため、体内にたくさん取り入れても反応すべき悪玉活性酸素がなければ溜まらないで身体の外に出ていきます。なので副作用の心配もなく安心・安全です。

このページの先頭へ

⑤効果

期待できる抗酸化作用は以下の通りです。
・痛みの緩和
・疲労回復
・二日酔いの改善
・生活習慣病などの病気の予防
・しみ、しわ予防
・へケケア対策
・美肌
・代謝向上
・ダイエット
・花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状軽減

このページの先頭へ

⑥参考にしたホームページ

・本格的な心肺停止患者への水素ガス吸引治験が始まります
http://shigeo-ohta.com/topics93/

・何を基準に選ぶ？水素水のまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2141073201515526501

・水素分子の生理作用と水素水の疾患防御
http://www.jpn-geriat-soc.or.jp/publications/other/pdf/perspective_geriatrics_49_680.pdf

・活性酸素を減らす生活術
http://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/2.html

・「水素水は体に良い」は本当か？効果の真偽を徹底検証
http://diamond.jp/articles/-/86125?page=5

・抗酸化とは (日本抗酸化学会)
http://jsa-site.com/about_kousanka.htm

このページの先頭へ